むーろのゆったりblog

どうしてこんなにも生き辛いのだろう?そんな悩みと向き合いながらゆったり生きていくブログです。

苦しい、死にたい…著者自身が経験した適応障害の本

 

こんにちは、むーろです。

 

3月に入り温かくなるかと思いや寒い日が続きますね(-_-;)

気分転換にと本屋さんに行って色々眺めているとふと一冊の本が目に止まりました。

 

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「なんで私が適応障害 暗闇の中で光を見つけた私。」乃樹愛さん[著]

 

”適応障害”

私も適応障害になり昨年7月に新卒入社した会社を退職しました。

今思い返しても辛い毎日だったと思います。

 

「新卒入社したのだから頑張らないと」

「技術も経験もろくに積まないままじゃこの先生きていけない」

「周りのみんなはできているのに自分ができないのは自分の責任だ」

「苦しいのはみんな一緒だ、甘えるな」

 

そんな言葉が社会から世間から聞こえてくるようでした。

毎朝まるで自分の体じゃなくなったように重い体を引きずって出社した日々...

 

この本を読むとまるで自分自身を見ているようで気が付くと涙があふれてました。

  • 心身ともに疲れた
  • 会社に行くのも辛い
  • 適応障害ってどんなのか知りたい
  • 適応障害で苦しんでいる
  • 大切な人が適応障害になってしまった

という方にはぜひ読んでほしい一冊です。

 

 

適応障害とは

適応障害とは、ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)によると「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されています。

適応障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

 

適応障害はストレスが原因で普段の生活や仕事ができなくなってしまう病気です。

うつ病との違いは次のようなものです。

  • 明確な原因がある
  • 原因から離れると活気が戻る
  • 薬での改善がしづらい

うつ病とは異なる病気ではありますが現代社会において発症しやすい精神病の一つだと思います。

著者自身の実体験

本書は著者の乃樹愛さんご自身の体験したことを漫画形式で語られています。

 

ご自身の学生時代のこと、教室長を目指し学習塾を経営してる大手企業に入社したこと。

がむしゃらに頑張るも適応障害になり心身ともに苦しむこと...

そして心理士の先生や恋人さんと一緒に適応障害と向き合うこと。

 

頑張る姿と徐々に崩れ自分を追い込んでしまう姿に心を痛めずにはいられませんでした。

 

全てを投げ出してしまいたくなるほど追い詰められる

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「死にたい」

タイトルページをめくり、本編の記念すべき最初の一コマ目の言葉でした。

 

真っ暗な部屋にテレビがついているだけの部屋。

しかし、頭の中はテレビ番組のことでは無くて自らの命を絶つにはどうしたらよいのかということ。

そして、「生きててごめんなさい」と独り涙を流していました。

 

適応障害は命に関わる病気なのだということを改めて感じました。

ここ数年でうつ病による自殺や過労死の問題が特別な事でなく普通に起こりうることとして取り上げられるになりました。

 

 しかし、私は会社に入って仕事をするまで自分がこうなるとは思いもしませんでした。

適応障害の苦しみ

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また同じことを繰り返してしまうのではないかという不安

休むことや仕事を辞めることは改善、緩和されることはあっても完治することは難しいと思っています。

 

もちろん各個人で症状の程度は異なるので完治する人はいます。

しかし、適応障害の最も厄介なところは適応障害で苦しんだことがあるということだと思っています。

 

「そんなんじゃどこ行っても同じことの繰り返しだよ」

 

私が退職前に上司から言われたことです。 

乃樹愛さんも転職エージェントから同じような事を言われています。

同じことを繰り返してしまうのではないか。

「絶対に繰り返しません」などと誰が言えるのでしょうか。

 

決して拭えない不安。

これは職場や原因から遠ざかったからといって簡単に治るものではないと思います。

 

 理解されない苦しさ

 適応障害とネットで検索すると「甘え」とか「怠惰」とか「ゆとり~」といったコメントが多くみられます。

 

心の病って他人から見たらそう見えるのかなと思います。

誰だって自分が辛い中耐えているのに出来ない様を見せられれば甘えと非難したくもなります。

 

ですが人は一人ひとり別人です。

みんなは大丈夫でも私はもう限界なんです。

誰にも理解されないまま、誰にも相談できないままどんどん精神がすり減っていくのです。

 

適応障害に限らず心の病の苦しいところは理解を得ることが難しいところなのかぁと思います。

 

適応障害でも生きていくには

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やはり独りで抱え込まないのが一番なのだと思います。

 

乃樹愛さんも心理士の先生や恋人さんに支えてもらいながら闘病生活を送っていました。

心が疲れて病んでいる時はどうしても負の方向へ考えてしまいます。

最終的には命を絶ってしまうかもしれません。

 

そうなる前に心療内科や精神科などの医療機関に相談しましょう。

家族や友達には思いのほか相談し辛かったりします。(私がそうでした)

 

また、乃樹愛さんが書いたこの本のように自信と同じような境遇の人の話を聞くのも良いかもしれません。

誰かと気持ちを共有するだけでもだいぶ違うと思います。

 

まとめ

適応障害を患った人なら身に覚えのあることがリアルに描いてあります。

 

この本を読んだからといって今すぐに何かが劇的に改善するということはないと思います。

ですが、私はこの本を読んで少し心が軽くなったように思います。

 

自分と同じように辛くて苦しんで涙を流して、それでも頑張って生きている。

そんな姿に私は勇気をもらった気がします。

 

世間が言う、「みんな同じように辛くて苦しくても頑張って生きている」とは違うもの。

 

私も少しずつでいいから前を向いていけたらなぁと思います(。-`ω-)